自律神経の不調

 

「なんとなく」体調がすぐれない。

夜、布団に入ってもなかなか眠れない。
眠れたと思っても、

朝起きた時には、もう疲れを感じている。

動悸やめまい、息が浅くなる感じ…。

「またかな」と、不安になる。

「以前は、もう少し動けていたはずなのに」

「本当は、やりたいことがあるのに」

頭では分かっている。

でも…

身体が思うようについてこない。

家事も、仕事も、
無理をすればできなくはないけれど、
続けられない自分に、焦りを感じてしまう。

病院で検査しても特に異常はなく、ストレスから…自律神経のバランスが乱れてるから…と、薬を処方されたものの、スッキリしない

「このまま、ずっとこうなのかな」

そんな風に思ってしまうこと、ありませんか?

まずは、自律神経がどういうものか、一緒に見ていきましょう。

自律神経について・・・

「神経」という言葉は、体の中でとても広い意味で使われています。

実は、
神経には

  • どこにあるか…体の構造での考え方
  • 何をしているか…体の機能での考え方

という、別々の考え方があります。

この二つが混ざると、
自律神経の話が分かりにくくなってしまいます。


自律神経というのは、
体の中で
「無意識に体の調子を整える役割」
つまり 「体を自動運転する」 働きにつけられた名前です。

その自律神経の働き方を、役割ごとに分けたものが
交感神経副交感神経 です。

  • 活動するときに働きやすい → アクセル(活動モード)
  • 休むときに働きやすい → ブレーキ(休息モード)

そうした
体の使い分けを担っている仕組み
と考えると分かりやすいかもしれません。

 

自律神経を分かりやすく例えると…

自律神経は、構造的には末梢神経系の一部であり、
脳神経や脊髄神経の中に含まれています。

ムカデに例えると、
頭と胴体が中枢神経(脳・脊髄)で、
そこから伸びる 触覚と足が末梢神経 のようなイメージです。

そして自律神経は、その末梢神経の中で、
「体を自動運転する」 働きを持っています。

運転には、アクセルブレーキ が必要ですよね。

  • アクセル(活動モード) → 交感神経
  • ブレーキ(休息モード) → 副交感神経

この2つがバランスよく働くことで、私たちは健康に過ごせるのです。

交感神経と副交感神経の働き

自律神経の働き方には、

大きく分けて二つの側面があります。

 

交感神経(活動モード)

交感神経は、

日中の活動時や、緊張・ストレスを感じているとき、

運動をしているときなどに働きやすい神経です。

体を動かすための

「活動モード」と考えると分かりやすいでしょう。

この状態では、

・心拍が速くなる

・血圧が高くなる

・呼吸が浅く、速くなりやすい

・瞳孔が広がる

・消化の働きは一時的に抑えられる

といった変化が起こります。

副交感神経(休息モード)

副交感神経は、

夜間やリラックスしているとき、

睡眠中などに働きやすい神経です。

体を休ませ、回復させるための「休息モード」と言えます。

この状態では、

・心拍がゆっくりになる

・血圧が下がりやすくなる

・消化や吸収が進みやすくなる

・瞳孔が縮む

・血流が内臓に集まりやすくなる

といった変化が見られます。

自律神経の不調とは?・・・

自律神経の不調とは、

活動モードと休息モードの切り替えがうまくいかなくなっている状態で

眠りづらさ

動悸や息苦しさ

めまい

胃腸の不調

疲れが抜けにくい感じ

といった症状が、

体のサインとして現れることがあります。

検査でははっきりした異常が見つからず、

「自律神経失調症」「不定愁訴」と診断されることもあります。

一般的には、

  • ストレス
  • 生活リズムの乱れ
  • 更年期などのホルモンバランスの変化
  • 季節の変わり目

などが原因と言われています。

多くの場合、お薬による処方や「ストレスを避けてください」というアドバイスが中心となります。もちろん、それは大切な第一歩です。

整体院Soraとしての考え方

整体院Soraでは、
自律神経の不調を「心の問題だけ」とは考えていません。

身体の状態そのものが、

自律神経の働きに影響している可能性を考え

注意深く体の状態を見させていただきます。

筋膜の緊張と自律神経

首や肩、背中などの筋肉が、

長い時間緊張した状態が続くと、

その中を通る血管や神経に

影響が出ることがあります。

特に首まわりは、

自律神経の中枢と深く関係している部位です。

筋膜の緊張が続くことで、

・脳への血流が滞りやすくなる

・神経の伝達がスムーズにいかなくなる

・身体が常に警戒した状態になりやすい

こうしたことが、

めまいや動悸、不眠などとして

現れる場合があると考えています。

呼吸の浅さと自律神経

自律神経の不調を感じている方の多くに、

呼吸が浅くなっている傾向が見られます。

呼吸が深くなることで、

副交感神経が働きやすくなることは知られています。

当院では、

胸郭(肋骨まわり)や横隔膜の動きを整え、

自然に深い呼吸ができる体づくりを

大切にしています。

脳の疲労

情報過多の現代では、
脳が常に働きっぱなしの状態になりやすいものです。

身体の不調だけでなく、
「考えすぎ」「心配しすぎ」といった心の緊張も、
自律神経に影響します。

施術中に
「何も考えなくていい時間」 を持つことで、
脳がリラックスし、
自律神経のバランスが整いやすくなることもあります。

整体院Soraの施術について

当院では、ボキボキするような強い刺激は行いません。

やさしい刺激で、

体の反応を確かめながら進めていく施術を

基本としています。

無理に整えようとせず、

体がどこで緊張しているのか、

どこで力が抜けにくいのか。

そうしたサインを、一緒に確認しながら施術を行っていきます。

慢性的な痛みや不調は、
脳が「危険信号」を出し続けている状態です。

優しい施術で身体が安心すると、
脳も「もう大丈夫」と認識し、
痛みのループから抜け出しやすくなります。

施術中に眠ってしまう方も多くいらっしゃいます。

それは、身体が
「安心してもいい」 と感じているサインだと
考えています。

最後に

自律神経の不調は、目に見えない分、

お一人で抱え込んでしまう方が多い症状です。

整体院Soraは、

「原因ははっきりしないけれど、確かにつらい」

そう感じている方のお話を、落ち着いて伺います。

また、自律神経の不調の背景には、

内科的な疾患が隠れている場合もあります。


当院では、
看護師として20年以上医療現場に携わってきた経験をもとに、

あらゆる可能性を考慮しながら、慎重に判断します。

必要があると判断した場合には、

医療機関での検査を優先しておすすめすることもあります。

それも含めて、誠実にお話しします。

少しずつ身体と心のバランスが整っていくことを、

当院では大切にしています。

「このままでいいんだ」と思える瞬間。

「少し楽になった」と感じる日。

そんな小さな変化の積み重ねが、あなたの日常を変えていくと、

私たちは信じています。

もし、
「相談してみようかな」と思われたら、
お気軽にお問い合わせください。

無理に来院を勧めることはありません。

まずは、お話を聞かせてください。