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水素は悪玉活性酸素にのみ反応し人体にとって無害　⇒ 副作用がない

水素は、善玉の活性酸素は残し、悪玉活性酸素だけと反応して水にして尿や汗として体外に排出します。

私たちの身体には活性酸素から身を守る仕組みとして、体内で発生した活性酸素を消滅させるために働く活性酸素除去酵素（SOD、カタラーゼ、グルタチオンなど）がありますが、年齢とともに減少し40代になるとピークの半分にまで減少してしまいます。

また、紫外線やお酒、タバコ、ストレスなど、日々の生活習慣によっても悪玉活性酸素が発生し、悪玉活性酸素が溜まれば溜まるほど様々な体調不良や病気を引き起こす原因になると言われています。

悪玉活性酸素から守るためには、生活習慣を整え、積極的に活性酸素を除去する働きがある抗酸化物質を摂取する必要があります。

代表的なものではビタミンA、C、E、β-カロテン、コエンザイムQ10、ポリフェノール、イソフラボン、カテキン、アスタキサンチンなどがあります。

しかこれらの抗酸化物質は悪玉を除去する力があるのですが善玉の活性酸素にも反応して除去してしまいます。

水素のすごいところは、殺菌や解毒など体に有益に作用する「善玉活性酸素」とは反応せず、酸化力の強い「悪玉活性酸素」だけと結びつき無害な水にするところです。「悪玉活性酸素」を除去することで、がんを含めた生活習慣病になりにくい身体作りや運動後の疲労軽減、美肌効果にもつながります。

水素は全身に届く。

水素分子は極めて小さなサイズで、細胞のなかにあるミトコンドリアや遺伝情報を保存する核の内部まですばやく入り込みます。さらには、電子的な偏りがなく水と脂の両方になじむ性質をもつため、血流の滞った部位や脳でも入っていくことが可能です。

水素ガス吸入は、鼻腔から脳へ、肺へ、肺から血液へ運ばれます。

水素は体内の骨や組織をすべて通り抜けられる拡散性があり、 善玉活性酸素は残しつつ、人体に悪影響を及ぼす悪玉活性酸素にだけ反応し、無害な水（汗や尿）に変え体外に排出させてくれるという優れものです。

抗酸化物質はビタミンCやEなどいろいろとありますが、脳に入ることができる抗酸化物質は唯一水素だけといわれています。抗酸化物質はほかにもありますが、粒子が大きいため脳には入れず、さらに必要な善玉まで除去してしまいます。摂り過ぎ要注意ですね。水素は摂り過ぎの心配もなく唯一、副作用がないという論文も発表されています。安心してご利用ください。

水素ガス吸入療法が2016年に厚生労働省の先進医療Bに追加されました。

先進医療とは将来的に健康保険が使える医療になる可能性のあるものを示します。

慶應義塾大学病院など20病院（令和3年3月1日時点）で水素ガス吸入療法を受けることができます。

1：慶應義塾大学病院救急科では心停止後症候群（院外における心停止後に院外又は救急外来において自己心拍が再開し、かつ、心原性心停止が推定されるものに限る。）に水素吸入療法が行われています。

意識不明の患者に水素ガス2%を加えた酸素を投与すると90日後の生存率が61%→85%に。
更に後遺症なく回復した人が21%→46%になったと。

2：大阪大学医学部付属病院呼吸器外科では水素吸入による肺移植後虚血再灌流傷害に対する治療研究がおこなわれています。